参加してみてよかった「こぎん刺し教室」
こぎん刺しを始めたことを以前ブログに書きました。
そうです。珍魚の刺し身とか焼き鳥の串打ち方法とかではありません。
日本の伝統的な刺し子(刺繍的なもの)技法の一つです。
キットを買って説明を読んだりYouTubeで見たりしましたが、基本的なことをきちんと教えてもらおうと教室を探して参加してみました。(たったの一日教室ですが)
こぎん刺し教室探し
ネットでカルチャーセンター講座やワークショップを探しますが思った感じのがなかなか見つかりません。
「これいいかも!」
「なんや東京か。こういうとき大都会東京はいいよな」(ひがむな)
それでもなんとか一日教室を見つけ、病院と日程がかぶらないことを確認してから申し込みました。
こういう教室は当日まで待ち遠しくて楽しみですね。
「どんな先生やろ」とか「どんな人が参加するのかな」とか「何着て行こう」とか(最後ポイントずれてますよ)
こぎん刺しを教わる
初心者はおなじみコースター作りから。参加者は私を入れて3名。
他のお二人がものすごく手芸得意そうな感じに見えて(受験会場で周りが頭よさそうに見えるのと同じ)、少し不安になりかけましたが、ようやく本当のこぎん刺しができるとやはり気持ちが高ぶります。(キットで作ったのもホンモノですけど)
はじめにこぎん糸を三色選んで「猫の足」がベースとなった図柄を刺していきます。何色にしようか選ぶのがまた楽しい。
今回はコングレスという綿の平織り布にこぎん糸を使って刺していきます。
図案は例としてこんな感じです。(私がエクセルで作成したものです)
これを見ながら刺していきます。※これは猫の足ではなく「豆こ」
私が特に知りたかったのが刺し始めと糸の始末。
「大体こんなものかな」
と半信半疑でやっていたことが、実際に教えてもらうと「これで良かったんや」とか「こうした方が良かったんや」という気づきがありました。
先生は刺繍全般を習得されていて、色んな刺繍を教えておられる人でした。繊細な刺繍の作品を色々と見せてもらいましたが、どれもこれも細かくて、「これ、手でやるんですか?」と念のため確認しました。
とても素敵な作品ばかりでしたが、なぜか私はこぎん刺しに惹かれます。
華やかで繊細というよりは素朴ながらも目に焼きつく主張があり、法則性がある。
先生と話したり質問しながら刺していき、2時間があっという間に過ぎました。未完成部分はお家で仕上げます。
最後まで刺し終わり、ミシンでコースターに仕立てました。
左側が猫の足をベースにした今回のもの(どことなく肉球っぽい)、右が先日作って仕立て待ちだったキットのもの
今回の方は外側の柄を刺すのに糸を引きすぎて柄が不細工になってしまいました。今後の課題です。
さいごに
今日はこぎん刺し教室に参加したという、たわいもない話でした。
こぎん刺しに限らずですが、人に教えることができるくらい物事を習得している人の話を聞くのは面白いですし、そういう人を尊敬します。
単なる「刺し方」だけではなく、刺繍の歴史や先生がどこで刺繍を学んだかとかを雑談的に聞くのが楽しい。
本でも知れることはたくさんあるけれど、人に会って話を聞いて知るというのも贅沢でいいものだなと感じました。
こちらもキットで作ったくるみボタン。
一つはヘアゴムにしてみました。そろそろキットは卒業です。
自分で自分を撮る難しさよ。肩が外れかけました。そしてとんでもない寝癖の髪はそっと帽子をかぶせました。
最後までお読みいただいてありがとうございます!!
Moi
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